グルコサミンの有効性と摂取量目安

グルコサミンが潤滑性を高めて骨同士を保護する

グルコサミンは、コンドロイチンと併用されることの多い成分として、膝軟骨の磨り減りや潤滑性不足により、動きが悪くなったり痛みを生じてしまうような症状を改善する成分としても知名度が高くなっています。

今では、サプリメントの成分としてもよく耳にする名前でもあります。

グルコサミンの使用実績は、2001年に発表されたイギリスの医学ジャーナル誌に掲載された情報によると、3年間にわたり1,500mgのグルコサミンを変形性関節症の患者に投与した事で改善に有効な成分であるということが明らかになっています。

変形性関節症というのは、主に老化が原因で、膝の軟骨成分が減少し関節に繋がっている骨の末端同士が干渉する事で強い痛みを伴うものです。

つまり、その原因である軟骨を取り戻すことが出来る。もしくは、潤滑性を高めることにより、骨同士の摩擦を軽減して保護する事がグルコサミンを摂取することにより可能になるということなのだと思います。

尚、変形性関節症の場合の摂取量目安は、1日あたり1,000mg~2,000mgということですが、コンドロイチンと同様に、グルコサミンの摂取を始めてすぐに効果が出るというものではありません。

普通に考えても、1,000mgはグラムでは1gなので、その程度の量を毎日継続しても1月で30gにしかなりません。

また、体内にどのくらい吸収されるのかということを考慮しても、更にそこから少なくなる見積もりで計算していかなければいけないので、軟骨を修復する為に十分な量を摂取するには、それ相応の時間が必要だということです。

グルコサミンを摂取する上での注意点として、服用によって胸やけや下痢の症状が現れることがあります。また、原材料にエビやカニを利用している場合があるので、アレルギーの反応を起こす恐れもありますので、原材料はチェックしましょう。

エビやカニなどの甲殻類から抽出可能な成分

グルコサミンは、若い内だと体内で十分な量が生成されているそうです。そのため、ちょっとくらい激しい運動をして、関節部分の軟骨がすり減っても、すぐに元通りになるみたいです。

加えて、グルコサミンには骨の原料である軟骨芽細胞も刺激することで、骨自体の強化も図ってくれるため、そもそも軟骨がすり減るということも少ないのだとか。

しかし、加齢が進むにつれて、体内におけるグルコサミンの生成量は、少なくなってしまいます。それにより、軟骨が弱くなると共に、すり減ってもなかなか修復が進まないため、頻繁に高齢者は関節の痛みに悩まされることになるんですね。

そのため、高齢者はグルコサミンをサプリメントで補充することが推奨されるそうです。

ただ、そのグルコサミンのサプリメントですが、意外なことに原料はとても身近な、ある食品でした。それは、エビやカニ。正確に言えば、その殻です。

なんでも、エビやカニの殻には、キチン質というムコ多糖の一種である栄養素が含まれていて、ここからグルコサミンを取り出すことができるのだとか。

サプリメントの材料やエビやカニの殻って、なんだかちょっと笑ってしまいますが、変な化学成分じゃなくて良かったですが、これらの甲殻類アレルギーを持っている場合は、サプリメントでもそれに近しい反応をすることがあるかもしれないので、注意しなくてはなりません。